インスタントコーヒー徹底比較
お湯や水で溶かすだけで、手軽に飲めるインスタントコーヒー。各社からいろんな商品がラインアップされていますが、味とコストパフォーマンスを徹底検証します。

レビュー (Nestle)

Nestle ネスカフェ 香味焙煎(深煎り)

fukairi.jpg TheURA購入店舗:スーパーセンタートライアル 70g瓶598円
 ホットでの1杯単価(140mlに2g) 17.1円
 製造中止だそうです。

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再レビュー 〜香味焙煎 深煎り〜 2014.02/11更新

 

 比較的早い段階からレギュラーソリュブル化すると同時に、深煎りと中煎りの2バージョン展開に変わった香味焙煎。当時も旧香味焙煎ファンからは、リニューアルに対して多くの批判がありましたが、今ではすっかり浸透している感がありますね。新しいゴールドブレンドも、いつかは当たり前のように受け入れられる日が来るのでしょうか?

 

 前回レビュー時にすでにソリュブル化されていたので、特に味が変わっていることはないだろうとは思いつつ、念のため飲み直してみましたが、特に大きな変化は感じませんでした。でも以前のレビューは、ちょっと味気ないほど短かかったかな〜と思い、気持ち詳細に書き直したいと思います。

 

 

 香味焙煎シリーズって、香味焙煎特有の独特な風味があると思うんです。言葉で表現するのが難しいんですが、オシャレといいますか…エクセラやゴールドブレンド飲んでる人達より、香味焙煎飲んでる自分の方がちょっとイケてる?みたいな感覚。高級感というとNestleの場合プレジデントがあるわけですから、最上級の位置づけではないんですけど、確かな実力を秘めてるみたいな。初代スーパーマリオで例えると、ハンマーブロス的な存在?(←時にクッパより厄介な存在)

 

 でもまあそんなせっかくの独特な風味が、粉からも溶かした後からも、あまり香ってこないのがこの「深煎り」です。言葉だけ聞くと、中煎りよりも濃厚そうなイメージがあるんですが、実際にはそんなことはなくて、非常にアッサリとした軽い口当たりです。酸味・渋みを感じることはなく、バランスのとれた味で、ブラックで飲みやすいと感じますが、コーヒー豆の出がらしの粉によって加えられてる風の苦さは、ちょっと安っぽい感じがしなくもないです。

 

 香味焙煎特有の風味に惚れ込んだ方なら、もっと評価は高くなるはずですが、TheURAは個人的にどうしても「UCC 職人の珈琲 ほろ苦い味わい」や「キーコーヒー スペシャルブレンド」と、一杯単価を比較して判断してしまうので「永遠の3」ってところです。(永遠の0?それはブレ●ディ)

 

 

TheURAのお勧め度 ★★★☆☆  ≫amazonで検索 ≫楽天市場で検索

 

 

※以前のレビュー

レギュラーソリュブルコーヒーという名前をつけて、コーヒー豆の粉が入っている新しい製法で売り出しています。飲んでいる時に、確かに粒の存在を感じます。ペットボトルの緑茶に粉末が入ってる製品(伊右衛門とか綾鷹とか)にならってでしょうか、確かに風味が上がっている感があります。味の傾向が、Nestleのプレジデントに近づいてます。

メーカーが言うには、この深煎りの方は、「濃厚な香り、深みを重ねたコク、透明感のある後味」だそうですが、香りはあまりしませんし、深く煎りすぎてるのか、コクも感じられません。後味には苦味が残りますし、何一つウリ文句に賛同できません。

以前の香味焙煎よりも苦味が随分と抑えられています。個人的には飲みやすくなったと感じますが、苦めのコーヒーが好きだった人に対しては改悪ではないでしょうか。Nestleのインスタントコーヒーの中ではエクセラが比較的苦めですが、スプレードライ方式のエクセラだけで、苦めのコーヒー好き皆を引き受けるには、ちょっと力不足でしょう。旧香味焙煎も継続して販売した方が、このままでは苦めのコーヒー好きは、UCCの117あたりに乗り換えされてしまいそうな気がします。

 Nestleのプレジデントよりも、ちょっと苦めを所望の方は、買ってみるといいかも。
  TheURA個人としては、結構好きな味です。


TheURAのお勧め度 ★★★☆☆
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